イオンカードの評判や特徴

イオンカードの評判や特徴

クレジットカードは運営しているカード会社によって独自のサービスが設けられています。
人によってどのサービスがマッチしているかは個人の趣味や仕事によって変わりますので、いろいろなカードを確認してから選定する方がいいです。

特に年会費永年無料のカードは持っているだけで損する要素はないので、幅広いサービスを受けたい場合は複数所持することも選択肢になります。

本稿では、イオンカードについての説明を行っていきます。

イオンカードのクレジットカード会社名・概要

イオンカードは、イオンクレジットサービス株式会社が発行しているクレジットカードのことです。
その名の通りイオングループの一員であり、イオンに関連したサービスも行われています。

イオンと言えば大規模なショッピングモールをイメージする人が多いと思われますが、ショッピングモールの他にもスーパーマーケットや小型店という違った形の店舗も展開中です。

イオンカードの特典やサービス内容

お客様感謝デーにお得な買い物ができる

イオンカードのメリットの一つは、イオンでお得な買い物ができるところです。
イオンがCMでよくPRしている「お客様感謝デー」は、毎月の20日と30日イオン・マックスバリュ・イオンスーパーセンターなどのイオングループの店舗を5%OFFで利用できます。

サービス対象を受けられるのはイオンマークの付いたクレジットカードやWAONを使用した人なので、当然イオンカードも対象になります。

イオンは大規模なショッピングモールなのでたくさんの商品を5%OFFで購入することができますし、その他のグループの店舗も至る所にあるので、多くの人が利用しやすいサービスです。
近くにイオングループの店舗がある場合は是非持っておきたいカードといえるでしょう。

ポイントも日にちによって多めに獲得することができる

多くのクレジットカードが導入しているショッピング利用によるポイント制度ですが、イオンカードも例外なく導入しています(名称は「ときめきポイント」)。

ポイントレートは200円につき1ポイントとそこまで多いわけではありませんが、毎月10日開催している「ときめきWポイントデー」で買い物をするとポイントを通常の2倍獲得可能です。
どのお店を利用しても獲得するポイントを増やせるサービスは行っていないクレジットカードもありますので、お店にこだわらずクレジットカードを利用したい人にはとてもマッチします。

もちろん、優待加盟店の利用や専用ショッピングサイト(名称「ときめきポイントTOWN」)を経由しての買い物に対するポイント倍増サービスも用意されているので、従来型のサービスを望んでいる人でも問題なく利用することができます。

獲得したポイントは、イオンの限定商品購入に使用したりWAONに変換したりと幅広く使用可能です。

旅行やレジャー関連のサービスも充実

イオンカードは、旅行やレジャーを楽しむ人にも充実のサービスを提供しています。

旅行では会員限定の割引サービスやポイント獲得サービスに加えて、「イオンワールドデスク」による海外でのサポートが魅力です。

「イオンワールドデスク」は現地の情報提供や予約サービスを頼むことができるようになっており、初めての地でも不安を抱えずに楽しむことができます。
また、旅行だけでなくビジネスにも対応しているので、仕事で海外に向かう人も持っておく価値の高いカードです。

レジャー関連ではイオングループが運営しているイオンシネマでの300円割引サービスが挙がります。
イオングループ関連のサービスは他ではなかなか受けられないもののため、イオンシネマでよく映画を観る人にもマッチしています。

年会費永年無料で敷居が低いところも魅力

イオンカードは年会費永年無料のため、作成しても基本的にメリットしかありません。
カードブランドもJCB・VISA・Mastercardを選択可能なため、自由度が高くなっていることもポイントです。

また、クレジットカードを利用する上では避けて通ることのできない審査についても、通過しやすいカードという評判を受けています。
クレジットカードの中にはある程度の収入が無いと審査に通らないものもありますから、イオンカードのように敷居が低く入手しやすいカードは嬉しい存在です。

ただし、審査に通りやすいと言われるクレジットカードも絶対というわけではありませんので、不安に思う場合はキャッシング枠の少なめにしたり、家族カードでの申し込みをすることをお勧めします。

非常に種類が豊富なイオンカード

ここまではイオンカードについて紹介してきましたが、イオン系列のクレジットカードは総数50越えと非常に多くのものが存在します。

WAONと一体になっていたりディズニーのデザインのカードがあったりと、用途とデザインで選ぶことができるのも魅力の一つです。

イオンカードに対して過払い金請求は可能?

イオンカードはかつて「グレーゾーン金利」を適用していたため、過払い金発生の可能性が高い

クレジットカードで発生した過払い金は、キャッシング枠に限り請求することができます。

イオンカードは法定金利を超える25%前後の利息(「グレーゾーン金利」)をキャッシング枠に適用していたため、その時期にキャッシング枠を利用していた人の場合は過払い金が発生している可能性があります。

ただし、2008年より後は法定金利を超えない金利を適用することを義務付ける法律が施行されるようになったため、基本的に過払い金が発生するのはそれ以前のキャッシング枠利用時です。

時効があるので、請求する際はお早めに

過払い金は本来払う必要のないお金なので、発生している場合は取り戻したいものです。
しかし、過払い金は最終取引から10年という時効があり(借金完済時が最終取引のタイミング。ただし一度完済した後に再借り入れをしている場合は、取引継続とされる可能性がある)、いつでも気軽に請求できるというわけではありません。

「グレーゾーン金利」が適用されていた時期を考慮すると、現在請求可能な過払い金であっても時効が非常に近くなっている可能性が高いです。

過払い金の請求は準備や手続きに時間が掛かり、クレジットカード会社との交渉も必要になるので、請求を考えている場合は専門家に依頼することを基本線にする必要があります。

借金返済中の過払い金請求はよく考えて行おう

過払い金請求は請求対象の借金を完済していても返済中でも請求はできますが、借金返済中の場合はリスクがつきまといます。

借金返済中の過払い金請求は法律上任意整理と判断され、これは事故情報として信用情報機関に5年ほど記録されてしまいます。
信用情報機関に事故情報が掲載されることはよく「ブラックリストに載る」と言われますが、実際に銀行や貸金業者から信用を得られず利用することができなくなってしまうのです。

ただ、借金に追われている場合は事故情報が5年残ることよりも過払い金を返済に充てる方がいいという場合もあるので、結局は自分の置かれている状況との相談になります。

ちなみに、クレジットカードに対する借金の有無はキャッシング枠・ショッピング枠双方の利用残高で判断されます。
ショッピング枠の過払い金は請求できませんが、だからといって残している状態で過払い金を請求すると任意整理と判断されてしまうので注意しておきましょう。

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士:クレジットカードは過払い金の対象?返還請求の注意点と業者一覧

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