セディナカードの評判や特徴

セディナカードの評判や特徴

クレジットカードと言えば商品の前払いを行ってくれるカードですが、昨今ではそれ以外のサービスが充実しており、利用者にとってはプラスになる点が増えました。
自分に合っているカードを見つけることができれば、お金の面でかなり得をするので、カードの選定はじっくりと行うようにしましょう。

本稿では、セディナカードに関する説明を行っていきます。

セディナカードのクレジットカード会社名・概要

セディナカードは、株式会社セディナが発行しているクレジットカードのことです。
前身はダイエーが運営していたオーエムシーカードで、利用していた人も多いのではと思われます。

オーエムシーは長年クレジットカード事業を行ってきましたが、2007年に業務提携を結んでいた三井住友フィナンシャルグループに売却されると、その後株式会社セントラルファイナンス・株式会社クオークと合併され、現在のセディナが誕生しました。

オーエムシーを存続会社とする体制をとったため、セディナにもオーエムシーの形は残っています。

セディナカードの特典やサービス内容

イトーヨーカドーとセブンイレブンでポイントが3倍に

クレジットカードには定番になっている利用につき付与されるポイントですが、セディナカードは200円につき1ポイントとそこまで多くはありません。

しかしそれは提携していない店舗の話で、提携しているイトーヨーカドーとセブンイレブンでは通常の3倍のポイントを獲得することができます。
この3倍増サービスは常に行われているため、イトーヨーカドーとセブンイレブンで買い物していれば、必然的に他のカードよりも多くポイントを獲得できるのです。

近郊にイトーヨーカドーとセブンイレブンがある場合は、是非利用したいクレジットカードになっています。

セディナのネットショップを経由して買い物すればポイントを3倍~21倍獲得可能

セディナカードは上記の2店舗の他にもポイント倍増サービスを実施しています。
セディナにはセディナポイントモールというネットショッピングモールをつくっており、そこを経由してネットショップを利用すればポイントを倍増させることができるのです。

このサービスはカードを持っていない人も利用できますが、セディナカードの会員は3~21倍のポイントが付与されるようになっています。

このサービスも常に行われているので、ネットでほとんどの買い物を行っている人はセディナカードを所持して買い物するメリットがとても大きいです。

セディナポイントモールは楽天市場やamazonなど400程の店舗が対象になるので、幅広い買い物を行いながらポイントをお得に貯めることができます。

セディナカードjiyu!da!でダイエーやイオンでもお得な買い物を

セディナではセディナカードの他にセディナカードjiyu!da!というクレジットカードのサービスを行っています。
このカードにはOMCのロゴが入っており、かつてのOMCカードの流れを色濃く残しているクレジットカードです。

セディナカードjiyu!da!は全国のダイエー・イオンでカードショピングを利用した場合に、通常の3倍ポイントを獲得できるようになっています。

これだけでもお得なサービスと言えますが、毎月の支払方法を自分で決めることができる自由度の高さも魅力の一つになっており、大きな買い物を行う場合にもお勧めです。

年会費永年無料なので、気軽に申し込むことができる

セディナカードとセディナカードjiyu!da!は双方とも年会費永年無料で利用することができるため、持っているだけでは得する面しかありません。

これらのカードは両方作成することができ、サービスに応じて使い分けるということも可能です。
ただ、クレジットカードを利用するためには審査を通過しなければならないことも留意しておかなければなりません。

セディナカードに対して過払い金請求は可能?

前身のOMCカードの過払い金はセディナに対して請求することになる

クレジットカードで発生した過払い金は、キャッシング枠に限り請求することができます。
セディナカードは「グレーゾーン金利」を適用していた時期はありませんが、前身のOMCカードは「グレーゾーン金利」を適用していため、過払い金が発生している可能性があります。

これは法定金利を遵守することを徹底した法律が施行される前の2007~08年以前にOMCカードが展開されていたためで、それ以降に誕生したセディナカードには過払い金が発生することはありません。

OMCカードで発生した過払い金はオーエムシーが存続する形で誕生したセディナに請求可能ですが、これに加えて他の合併元の株式会社セントラルファイナンス・株式会社クオークからの借金で発生した過払い金もセディナに請求することができます。

過払い金には時効があるので要注意

過払い金には最終取引から10年という時効が存在し、過ぎてしまえば基本的に請求することができなくなります。

最終取引は借金を完済した瞬間がスタートになっているので、過払い金が2008年以前に発生していることを考慮すると、ほとんどが時効を過ぎたか寸前まで来ています。

請求を行う場合は早めに動く必要がありますので、過払い金が発生していると思っているならすぐに専門家に依頼したり、手続きを進めるようにしましょう。

ちなみに完済から10年が過ぎてしまったという場合でも、一度完済した後に再借り入れを行っていた、というケースなら取引が継続していると見做されて過払い金請求ができる可能性があります。

簡単にあきらめずに自分に請求することができる余地があるのか調べたり専門家に相談することも大事なことです。

過払い金請求にはデメリットが存在

過払い金請求に関してはリスクが存在することも留意しておかなければなりません。
借金を完済している場合の請求にはデメリットは存在しませんが、借金返済中の請求は任意整理と判断されてしまいます。

任意整理の問題は、手続きを済ませると信用情報機関に行った記録が掲載されてしまうことになります。
よくブラックリストという言葉が使われますが、それは上記のように信用情報機関に事故情報が載ることを指すのです。

つまり借金を残している状態で過払い金請求を行うとブラックリストに載ってしまいますので、その点を考慮して請求を行わなければなりません。

クレジットカードの過払い金請求ならではの注意点も存在

クレジットカードの過払い金請求の際には、ショッピング枠の利用残高に注意しなければなりません。
前述の通りショッピング枠で発生した過払い金は請求できないクレジットカードですが、請求者が返済中であるかどうかはキャッシング枠とショッピング枠双方から判断されます。

ショッピング枠の利用残高を残している場合は返済中の過払い金請求、つまり任意整理と判断されてしまうため、請求が終わったらブラックリストに載っていたということになりかねません。

キャッシング枠しか請求できないのだからキャッシング枠のみ完済していれば問題ないということにはありませんので、ショッピング枠の借金もしっかりと返しておきましょう。

また、クレジットカードを請求した場合は請求先のクレジットカードは解約となります。
セディナの場合はセディナカード・セディナカードjiyu!da!を利用することができなくなるため、公共料金の振り替え先を変更しておく、他のクレジットカードを作成しておく、という対応が求められます。

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士:クレジットカードは過払い金の対象?返還請求の注意点と業者一覧

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