ニッセンGEのクレジットカードにおける評判や特徴

ニッセンGEのクレジットカードにおける評判や特徴

クレジットカードのポイントサービスは、昨今ではどこのカード会社も利用している状況です。
そのため、どこのお店と提携しているのか、ネットショップでどれだけポイント増やせるのか、などの「付帯条件」を見極めて一番ポイントが増やせるところを探すとお得に買い物ができます。

本稿では、ニッセンGEのクレジットカードにおける説明を行っていきます。

クレジットカード会社名・概要

ニッセンGEは、正式名称ニッセン・ジー・イー・クレジットで知られるクレジットカード会社です。
2017年6月1日から会社名が「ニッセン・クレジットカード会社」に変更されます。

ニッセンホールディングスとゼネラル・エレクトリックの出社によって設立された会社で、ニッセンループとしてクレジットカード事業を行っていることが特徴です。

これまでは「マジカルクラブカード」と「マジカルクラブカードJCB」の二つのクレジットカードを展開してきましたが、現在では「マジカルクラブTカードJCB」への一本化を目指しており、前者二つのカードを利用している人に対して切り替えを促しています。

マジカルクラブTカードJCBの特典やサービス内容

Tポイントと提携しているため、非常に汎用性が高い

マジカルクラブTカードJCBは、その名前にある通りTポイントを貯めることが可能なクレジットカードです。
Tポイントは様々な店舗と提携しているため非常にポイントが貯めやすく、マジカルクラブTカードJCBを持っていればその恩恵を存分に受けることができます。

メリットは貯めやすいだけではなく、非常に多くの提携先でTポイントのまま使用できる点も魅力です。
他のクレジットカードは独自名称のポイントを導入しているため、ポイントの交換はできても手間や時間が掛かる可能性があります。
しかし、フットワークの軽いTポイントはならそのような手続きの必要が無く使用できるので、面倒な部分を省きたい人にもお勧めです。

Tポイントには倍増サービスや、ニッセンの利用によるサービスもある

以上のように便利なTポイントを貯めることができるマジカルクラブTカードJCBですが、他のクレジットカードと同様にポイントを増やせるサービスも存在します。

通常のポイントレートは200円=1ポイント(1円相当)とそこまで高くありませんが、1カ月3万円のショッピングを行うだけでTポイントの獲得量を常に2倍にすることができます。
毎月3万円ずつの買い物は現実的なハードルのため、実質的に100円=1ポイントで利用することができるのです。

加えて、ニッセンで2万円以上の買い物をすれば翌々月はニッセンでTポイントを常に5倍獲得することができます。
ニッセンが近郊にある人にとっては、非常にうれしいサービスといえるでしょう。

Tカードの一部であるためTサイトやTモールというTポイントならではのサービスも当然受けられ、総合するとかなりのポイントを獲得可能です。

審査に通りやすいカードとしての評判も受けている

マジカルクラブTカードJCBは年会費無料で使用することができるため、初めてクレジットカードを利用したい人にとってもうってつけのカードです。

さらに、マジカルクラブTカードJCBは審査にも通りやすいカードという評判を受けているため、カードの審査になかなか通らない人にも有力な選択肢になります。
ただし、事故情報が信用情報機関に掲載されている所謂ブラックリストに載っている人は審査に通る可能性は極めて低いです。

また、クレジットカードの審査に落ちたからと立て続けに申し込む行動も、審査の上ではマイナスになるので、少なくとも一つクレジットカードの審査に落ちた場合は半年ほど申し込みを待つことをお勧めします。

ニッセンGEに対して過払い金請求は可能?

ニッセンGEは「グレーゾーン金利」を適用していたため、過払い金が発生している可能性がある

クレジットカードで発生した過払い金は、キャッシング枠に限り請求することができます。

過払い金が発生する条件は、法定金利を超える「グレーゾーン金利」を適用していた場合です。
ニッセンGEのクレジットカードは適用していた時期があったため、その時期にキャッシング枠を利用してい場合は、過払い金を請求できる可能性があります。
ちなみに、ニッセンGEに限らず「グレーゾーン金利」は2007,08年以降は法律により撤廃されているため、基本的にそれ以降は発生しません。

自分に過払い金が発生しているのかを確認したい場合は、ニッセンGE相手に取引履歴の開示を依頼し、そこから計算をして調べることになります。

過払い金請求の際には時効に気を付けよう

過払い金請求の際には、時効を常に意識して行動する必要があります。
過払い金の時効は最終取引から10年のため(借金完済時が最終取引のタイミング。ただし一度完済した後に再借入れをしている場合は、取引継続とされる可能性がある)、リミットが設けられているのです。

「グレーゾーン金利」は2007,08年以前に適用されていたということからも分かる通り、2017年現在はほとんどの過払い金が時効を過ぎたり直前に近づいてきています。

そのため、請求は素早く行わなければなりませんが、準備や手続きには時間が掛かりますし、貸金業者は過払い金の支払いを渋る傾向があるため、交渉についても平行線が続く可能性が高いです。

個人で行うことも可能ですが、スピード重視で請求したい場合は弁護士や司法書士に請求を依頼することをお勧めします。

過払い金請求をしたらブラックリストに!?

よく「過払い金請求するとブラックリストに載る」と言う人がいますが、それは少し違います。
過払い金請求は請求対象となる貸金業者側の借金を返済をしている状態ならば、なんのリスクを負うことはありませんし、当然ブラックリストにも載りません。

問題は借金返済中に過払い金を返済する場合で、請求後に戻ってきた過払い金で借金を完済することができない場合に、任意整理と判断されて事故情報が信用情報機関に載ります。

つまり、借金返済中に過払い金請求を行うとブラックリストに載る可能性があるのですが、任意整理は事故情報の中でも軽めのもので、情報が残るのも5年程度です。
そのため、借金がかさんで首が回らない状況の人は、むしろ請求して借金を減らした方がいいということもあります。

クレジットカードの借金はキャッシング枠とショッピング枠両方!

前述の通り、クレジットカードで過払い金請求ができるのはキャッシング枠のみです。
しかし、「過払い金請求の際に借金が残っているのか」の判断については、ショッピング枠もチェックされます。

つまり、完済している状態で過払い金請求を行うためには、キャッシング枠だけでなくショッピング枠の利用残高を返しておく必要があるのです。
請求できないからとショッピング枠の利用残高を放置してしまうと、知らないうちにブラックリストに載ってしまう可能性があるので、注意しましょう。

また、過払い金請求を行ったカード会社のクレジットカードはその後解約となることも頭に入れておく必要があります。
特に月額決済の支払先を請求対象のカードにしている場合は、請求前に支払先を他のクレジットカード等に変更しておかなければなりません。

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士:クレジットカードは過払い金の対象?返還請求の注意点と業者一覧

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