【消費者金融の口コミ評判】 モビット

【消費者金融の口コミ評判】 モビット

現在では、竹中直人さんと夏菜さんのテレビCMが放送されている消費者金融、それが「モビット」です。
モビットの貸出金利は、2010年の改正貸金業法の完全施行以前から、利息制限法に則った数字でしたので、基本的には過払い金が発生しません。
今回は、モビットと過払い金請求の関係について、見ていきましょう。

モビットはこんな会社

沿革

2000年5月、当時の三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)を中心として、消費者金融のプロミスと信販会社のアプラスが共同出資をする形で、モビットは誕生しました。
しかし、アプラスが撤退したのち、プロミスの株式を三井住友銀行が取得したことで、「三菱東京UFJ銀行グループ」にいながら、「三井住友銀行グループ」が間接的に出資する奇妙な形態となっていました。
2012年には、三菱東京UFJ銀行グループと三井住友銀行グループとの間で、合弁解消がなされ、モビットの個人向け無担保ローン事業は三井住友銀行グループが、保証事業は三菱東京UFJ銀行グループがそれぞれ承継することとなりました。
ちなみに、2014年3月に、保証事業は三菱東京UFJ銀行グループとアコムが共同設立した新会社に移行され、三菱東京UFJ銀行グループが保有していた分割後のモビットの株式は、三井住友銀行グループに譲渡されました。
当初は「三菱東京UFJ銀行グループ」と銘打っていたモビットでしたが、2013年1月より「三井住友銀行グループ」と変わっています。

個人向け無担保ローンの内容

モビット最大の特徴は、「WEB完結」です。
これは業界初の試みであり、申込から利用までの手続きがインターネット上で可能となっています。
WEB完結を利用するとローンカードが発行されないため、ローンカードを希望の際にはローン契約機か郵送でカードを入手しなければなりません。
自社の個人向け無担保ローン以外にも、地方銀行を中心に2010年ごろから「モビット」「モビットネクスト」の商品名の個人向け無担保ローンの提供も行なっていましたが、現在ではモビットとは直接関係のない「スマートネクスト」になっておりまし。

モビットを普通に利用していると過払い金は発生しない

お金に困っている方は、以下のように考えるかもしれません。

「そういえば、以前モビットからお金を借りていたな。どこの消費者金融でも今は過払い金が多く発生しているみたいだし、モビットから過払い金請求をすれば少しはお金が入るかも」

しかし、残念なことに、モビットを普通に利用している(利用していた)方は、過払い金が発生しません。

そもそも「過払い金」とは?

そもそも「過払い金」とは、支払い過ぎた利息のことです。
利息制限法によれば、年率20%を超える金利で貸し出しを行なっていると法律違反となり、超過分の利息が「過払い金」となります。
ただし、年率29.2%の出資法違反のラインを超えなければ、刑事罰には問われませんので、多くの消費者金融では年20%~29.2%の「グレーゾーン金利」で融資をしていたのです。
ちなみに現在は、出資法の上限金利を20%に引き下げたため、グレーソーン金利は消滅しました。

モビットは利息制限法を守っていた

モビットで過払い金が発生しない分け、それはずばりモビットは利息制限法を守っていたからです。
なぜモビットが利息制限法を守っていたか、それはモビットの成り立ちを見れば分かります。
モビットはもともと、現在の三菱東京UFJ銀行グループが中心となって立ち上げた消費者金融であり、銀行の看板を背負っていることから貸付金利には厳しかったようです。
他の消費者金融がグレーゾーン金利で貸付を行なっている一方、モビットは年15%^18%で融資をしていました。

プロミスの「金利フルライン戦略」も影響

モビットの貸付金利には、プロミスの戦略も大きく関係しています。
それが「金利フルライン戦略」であり、あらゆる顧客をカバーするため、顧客のリスクに応じて以下のようにグループ内の最適な商品をあてがっていった戦略です。

顧客リスク 担当 貸出金利
低い 三井住友銀行
少しある モビット 15%~18%
まあまあある プロミス 18%~25%
かなりある クオークローン 26%~29%

遅延損害金でも過払い金発生の可能性はない

通常の貸出金利では、モビットには過払い金が発生する可能性がないことが分かりましたが、遅延損害金ではどうでしょうか。
2010年5月に、モビットでは金利改定を行ない、それに伴い遅延損害金の利率も以下の表のように改正しています(利率は全て実質年率)。

借入利率 改定前の遅延損害金利率 改定後の遅延損害金利率
7.5% 20% 20%
8.5%
9.8%
11%
12%
13.5%
15% 21.9%
18% 26.28%

注目が、改定前の貸出金利15%、18%に対する遅延損害金の利率です。
それぞれ21.9%、26.28%となっており、いわゆる「グレーゾーン金利」に入っています。
それならば、遅延損害金に対して過払い金が発生しているのかといえば、そうではありません。
実は「グレーゾーン金利」は、あくまでも借入利率に対するものであり、遅延損害金の利率とは別物なのです。
遅延損害金の利率は、借入利率の1.46倍まで認められており、21.9%、26.28%のいずれの遅延損害金の利率も、1.46倍の範囲内のため、過払い金は発生しません。

「モビット」と「UFJモビット」の違いは?

モビットで過払い金請求を考えている方、その商品名は「モビット」でしょうか、それとも「UFJモビット」でしょうか。
この2つ、似ているものの全く別の商品です。

モビットは消費者金融、UFJモビットは銀行カードローン

最初に説明したとおり、モビットは現在の三菱東京UFJ銀行が中心になって設立した消費者金融です。
一方で、「UFJモビット」は現在の三菱東京UFJ銀行(当時のUFJ銀行)のカードローンでした。
モビットと提携をして、保証会社もモビットが担当したため、商品名にモビットの文字が入っています。
現在、問い合わせをするならモビットはそのままモビットへ、UFJモビットは三菱東京UFJ銀行へ問い合わせをしてください。

金利体系は同じ

金利に関しては、この2つのローン商品は同じで、年15%~18%でした。
よって、モビットとUFJモビット、どちらを利用していても過払い金は発生しません。

「モビットで過払い金が戻ってくる」と言われたら?

モビットで過払い金が戻ってこないことは分かりましたが、今借りているお金の返済に過払い金の戻り分を充てようと考えていた方にとっては、信用情報機関のブラックリスト入りがちらつき始めます。

「過払い金が戻る」は詐欺の可能性も

そんなとき、「モビットからの過払い金が戻ります」と電話連絡があれば、まさに地獄に仏です。
しかし、モビットで過払い金は発生しませんし、電話で勧誘をする行為をまともな弁護士がするわけもありませんので、この電話は詐欺の可能性が高いです。
特に、まもなく時効を迎える過払い金が多くあるため、急かせるような電話も多くなるでしょう。
つい焦って依頼をしてしまい、着手金や手数料名目で事前に支払いを要求することもありますが、多くの弁護士事務所では成功報酬制度で、着手金などは基本的に取りません。

プロミスでの過払い金請求がモビットの審査に影響する可能性

最後に、プロミスでの過払い金請求がモビットの審査に影響する可能性ですが、これはあります。
プロミスとモビットは、現在同じ三井住友銀行グループに属しております。
プロミスで過払い金請求をすると、その情報がプロミスの「自社ブラックリスト」に登録される可能性がありますが、その情報をモビットと共有している可能性もあるため、モビットの審査に何らかの影響を与える可能性も否定できません。

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