【消費者金融の口コミ評判】 ノーローン

【消費者金融の口コミ評判】 ノーローン

「ノーローン」という消費者金融を知っていますか?
1996年、日本で初めて「1週間無利息サービス」を打ち出して急成長を遂げましたが、これが過払い金請求で争点となることも珍しくありません。
会社概要もころころと変わっているため、どこに過払い金請求を起こしていいか分からなくなる点も、個人で請求する際には注意しましょう。
今回は、ノーローンに過払い金請求をする際の特徴、注意点などと合わせて、信用情報機関にブラックリスト登録されるかどうかを解説します。

ノーローンはこんな消費者金融

「ノーローン」というのは商品名ですが、正式な社名を知っている方の方が少ないと思います。
ノーローンを展開しているのは「シンキ株式会社」で、かつては関西を中心に営業していましたが、現在では東京都豊島区に本社を構えて、東日本を中心に事業展開をしています。

現在のノーローンは新生銀行グループ

注意をしなければならないのは、シンキ株式会社は2016年、社名を「新生パーソナルローン株式会社」に変更しました。
「新生パーソナルローン株式会社」と聞くと、シンキが原型であることを忘れそうです。
「新生」との名前が付いているから想像もつくでしょうが、ノーローンは新生銀行グループの一員です。
新生銀行グループには、同じ消費者金融で「レイク」も所属しており、レイクの自動契約機で契約しようとすると、そこでノーローンの申込もできてしまいます。
ただし、レイクとは立場が明確に異なります。
レイクは新生銀行のカードローンブランドとなったため、銀行に完全吸収された格好です。
一方のノーローンは、新生銀行の子会社グループとなったものの、消費者金融としての立ち位置は変わっておりません。
正確に申し上げると、2009年に新生銀行グループの傘下に入り、その翌年には新生フィナンシャル株式会社の完全子会社となりました。

1週間無利息が魅力的

ノーローンを語る上で欠かせないのは、やはり「1週間無利息」です。
今や、他の消費者金融では「30日間無利息」を展開しているため、新規契約においてはあまり魅力的ではありません。
しかし、ノーローンは完済すればその翌月も1週間無利息で借りられ、何度でも1週間無利息が利用できるのです。

ポイントに交換もできる

ノーローンとの取引に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントを他のポイントプログラム(楽天ポイントなど)に交換できます。

過払い金にかかわるノーローンの状況

次に、過払い金にかかわるノーローンの状況を見ていきましょう。

ノーローンは過払い対象の金利

まずは、かつてと現在のノーローンの金利を比較してみましょう。

借入期間 ~2007年 2007年~
上限金利(実質年率) 29.2% 18%

2007年に金利の見直しが行われ、それによって過払い金が発生しないようになりましたが、2007年以前に借りた人は過払い金が発生している可能性が高い金利です。

企業体力について

新生パーソナルローン株式会社(旧シンキ)自体の経営は、決して良いものではありません。貸付金の合計が460億円なのに対して、過払い金の返還による利息返還損失引当金が240億円と、貸付金の半数以上を占めており、これが利益を大きく損ねています。

アイフルのようにどことも提携しない消費者金融ならば、事業再生を行なうところですが、幸いにもシンキは新生銀行グループに属しており、親会社である新生銀行からの支援を受けています。
よって、現在のところ、シンキが倒産する可能性は限りなく低いですが、親会社である新生銀行の経営に不安があります。

過払い金請求におけるノーローンの対応

次に、過払い金請求におけるノーローンの対応を見ていきましょう。

同じグループのレイクよりは対応が悪い印象

同じグループに属するレイクにも過払い金があり、同様に請求を受けているのですが、レイクとは対応が対照的です。
レイクは新生銀行の看板を背負っているため、真摯な対応の印象ですが、ノーローンは完全子会社とはいえ独立した存在のため、あまり対応が良くないとの評判です。

誰が請求するか、舞台はどこかで回収率が異なる

過払い金を取り戻す際には自分でとり戻すか、弁護士に依頼するかの2つがあり、交渉の舞台も話し合いか裁判かの2種類があります。
これらの組み合わせで、過払い金の回収率が以下のように異なります。

自分で解決 弁護士に依頼
話し合いで解決 ~40% ~60%
裁判を起こす ~70% ~100%

より多くのお金を取り戻したいなら、弁護士に依頼して法廷で争うことをおススメします。
ただし、弁護士費用が掛かりますので、それを惜しむなら他の方法も検討しましょう。
大体、70%回収できればシンキの過払い金請求は成功といえます。

過払い金請求にかかる時間

話し合いで和解を目指そうとすると、大体4か月~半年程度はかかります。
裁判で争う姿勢をとると、弁護士に依頼をして半年程度、自分で裁判を起こそうとするとそれ以上の期間がかかってしまいます。

取引履歴を出すのが遅い

過払い金請求を起こすのには、まず過払い金がいくらかを確定させる引き直し計算をしなければなりません。
その際に必要となるのが「取引履歴」で、貸金業者に請求すれば取り寄せられます。
ただし、ノーローンは取引履歴を出すのが遅いことで有名であり、1か月は見ておかなければなりません。
これも、解決までに長期間を要する要因の一つです。

アイフルよりはしつこくない

過払い金訴訟におけるアイフルは、かなりしつこく時間稼ぎをしてきますが、ノーローンはそれほどでもありません。
「悪意の受益者」「取引の分断」など、定型の主張をしてきます。
また、ノーローン側は代理人をつけないのも特徴です。

1審の判決後に必ず控訴する

訴訟を提起すると、最初の舞台は地方裁判所となりますが、その舞台でまずは裁判所による和解案が提示されます。
しかし、ノーローンはそれに応じることなく、結局判決にまで至ります。
出された判決に対して、ノーローンはほぼ必ず控訴しますが、これは上訴審で判決が覆るのを目的とした控訴ではありません。
あくまでも時間稼ぎを目的としており、時間がかかって嫌気がさした原告が妥協するのを待っているのです。
ただし、それ以降は比較的順調に進みます。

「1週間無利息」で争う

特に、ノーローンのサービスの大きな特徴である「1週間無利息」で争うケースが目立っています。
1週間無利息サービスは1996年から始まっているため、過払い金にも大きな影響を及ぼしてきます。
引き直し計算には専用のソフトを使用しますが、1週間無利息の影響で過払い金の計算を間違える可能性が高くなります。
ノーローン側としては、1週間分の金利を0%ではなく18%で計算してくれた方が、支払う過払い金の額は少なくなりますので、その旨の主張をしてきます。

ノーローンで過払い金請求をすると、信用情報機関のブラックリストに登録されるのか

もう一つ気になるのは、ノーローンで過払い金請求をすると、信用情報機関のブラックリストに登録されるか、ではないでしょうか。
完済後に過払い金返還請求を行なった場合は、ノーローンを解約したかどうかにかかわらず、ブラックリストに登録されることはありません。
返済中に過払い金返還請求を行なった場合は、その結果によって異なります。
引き直し計算の結果、借金がゼロになればブラックリスト入りしませんが、借金が残ってしまった場合は債務整理扱いとなり、ブラックリスト入りします。
いずれの場合も、ノーローンでお金を借りることはできません。

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