【消費者金融の口コミ評判】 プロミス

【消費者金融の口コミ評判】 プロミス

「もしかしたら、プロミスから借りたお金に過払い金があるかもしれない」
「過払い金請求って、どうやってやるんだろう」
「でも、過払い金を請求したらブラックリストに登録されるんじゃ」

以上のようなプロミスの悩みを抱えている方はいませんか。
今回は、プロミスの過払い金があるかもしれない人に、過払い金がある可能性の高い人、過払い金請求の方法、そして信用情報機関のブラックリスト入りの可能性についても紹介します。

こんな人は、プロミスで過払い金が発生しているかも

そもそも、「過払い金」って何?

過払い金とは、出資法と利息制限法、この2つがかつて定めていた上限金利の隙間の金利で貸し出されたお金に対して発生した利息のことです。
2つの法律のかつての金利と刑事罰の有無は、以下のようになっています。

法律名 上限金利(実質年率) 刑事罰
出資法 29.2% あり
利息制限法 18%~20% なし

年18%~29.2%の金利で貸し付けられたお金は、利息制限法違反ですが刑事罰がないため、消費者金融各社はこのいわゆる「グレーゾーン金利」で貸付を行なっていました。
プロミスでも、過去には最高年25.55%の上限金利で融資を行なっており、過払い金が発生する可能性が高くなっています。
しかし、プロミスでもグレーゾーン金利撤廃の動きに合わせて、2007年12月19日、上限金利を現在の年17.8%に改正しました。
ちなみに現在では、出資法の上限金利が年20%に引き下げられたため、グレーゾーン金利は撤廃されています。

プロミスで過払い金が発生している可能性が高い人

①2007年12月19日以前にプロミスを利用していた人
この日以降、プロミスは金利を改定しているため、これ以前に借入している人が対象となります。

②完済、最終返済から10年以内の人
過払い金は、完済済みでも返済中の方でも請求可能です。
ただし、過払い金請求には時効があり、「最後の取引から10年間」を過ぎると時効となり請求権も消滅します。

③連続して3年~5年以上借りている
年25.55%の金利で借りているだけでは、過払い金請求の可能性はさほど高くありません。
連続して3~5年借りていて返済している人ならば、その可能性は高いでしょう。

過払い金請求におけるプロミスの対応

破産して取り戻せない可能性はなさそう

貸金業者の中には、過払い金返還が経営を圧迫したため、破産に追い込まれる業者もありますが、プロミスはその可能性は低そうです。
プロミスは「SMBCコンシューマーファイナンス」の子会社であり、三井住友銀行グループの企業です。
基盤が銀行系なだけに、倒産の可能性は低そうです。

交渉自体はスムーズ

プロミスとの過払い金返還、交渉自体はスムーズに行きます。
取引履歴の出し惜しみもありませんし、取引履歴のスピーディーな開示を求めるなら、郵送でなく店舗受取と言う方法もあります。

金利ゼロの提案をする場合も

「借金を返済しなくてもいいので清算しませんか」
「これ以上借りないのであれば借金の金利はゼロでいいです」

以上のような提案を、プロミス側がすることがたまにあります。
一見よさそうな提案ですが、裏を返せば「過払い金が発生している可能性が高い」ということですので、まずは過払い金の額を確定してから交渉に臨むようにしましょう。

返還までの期間は長くなりそう

ただし、実際に過払い金が返還されるまでの期間は2か月~半年はかかると見た方がいいでしょう。
これは、プロミスへの過払い金返還請求が増えているためであり、間もなく10年で時効を迎える人も多いと予想されることから、この傾向は続きそうです。
もっとも、これはプロミスに限らずすべての貸金業者にいえることです。

プロミスに過払い金請求をすると、ブラックリストに載るのか

「プロミスに過払い金請求をすると、ブラックリストに登録されるのではないか」

そのような心配をする人も多いでしょうが、ブラックリストへの影響は以下の表のようになっています。

完済or返済中 引き直し計算の結果 信用情報への影響
完済 なし
返済中 借金がゼロになる
借金が残る
なし
あり

完済の借金であれば全く影響ありませんし、現在返済中であっても引き直し計算の結果、借金がゼロになるのであれば、一時的に登録される可能性はあるものの、削除されますので最終的に影響はありません。
ただし、返済中の借金を引き直し計算して、その分を差し引いてもなお借金が残る場合は、信用情報に債務整理の情報が残ってしまいます。

注意しておきたい過払い金

吸収合併した貸金業者の過払い金

消費者金融業界は、かつては中小の貸金業者がたくさんありましたが、現在では体力のない企業は体力のある大手に吸収合併されており、かなり淘汰されてきました。
現在のプロミスも、実は以下のような中小消費者金融を吸収合併、あるいは契約切り替えをしております。

・旧ポケットバンク(三洋信販)
・アットローン

アットローン

アットローンは、平成23年にプロミスに吸収合併されました。
アットローンは、もとより利息制限法の範囲内で貸付を行なっていたため、過払い金は発生しません。

三洋信販(旧ポケットバンク)

三洋信販も、平成23年にプロミスと合併をしております。
ただし、アットローンとは異なり三洋信販では利息制限法を超えた金利で貸付を行なっていたため、過払い金は発生します。

①旧ポケットバンクのみ過払い金がある場合
旧ポケットバンクのみ過払い金がある場合、この過払い金の請求先は現在のプロミスです。

②旧ポケットバンクとかつてのプロミス過払い金がある場合
旧ポケットバンク、そしてこれを吸収合併する前のプロミスに対して過払い金が発生している場合、過払い金は合算して現在のプロミスに請求できます。

プロミス・ポケットバンク・アットローンのいずれかが残っていると完済扱いにはならない

ポケットバンクとアットローンのカードについては、現在のプロミスに統一されています。
プロミスも含めた3社からの借入が、引き直し計算をして一部でも残ってしまうと、完済扱いにならず、信用情報機関に影響が出ます。
アットローンの借金には過払い金がありませんが、信用情報機関へのブラックリスト登録に影響はあります。

契約切り替え(債権譲渡)を行なった貸金業者の過払い金

吸収合併はしていないものの、以下の貸金業者に関してはプロミスへの契約切替、あるいは債権譲渡となっています。

・旧リッチ
・ぷらっと
・クオークローン
・クラヴィス(タンポート)

上記の業者の過払い金に対しても、請求すべきはプロミスですが、契約切り替えと債権譲渡では、若干対応が異なります。
最高裁判所の判例によると、契約切替に関してはプロミスに請求可能ですが、債権譲渡に関してはプロミスに請求できないとなっています。

プロミスが保証会社となっている銀行カードローンの借入

プロミスは、自らお金を貸す以外にも、以下の銀行カードローンの保証会社となって、審査も行なっています。

・三井住友銀行
・ジャパンネット銀行
・横浜銀行
・福岡銀行
・住信SBIネット銀行

仮に銀行カードローンの借入が残っていても、プロミスの債務を完済していれば、プロミスに過払い金請求をしてもブラックリストに登録される可能性はほぼありません。
ただし、ゼロではありませんので、以上の銀行カードローンでお金を借りている人は、完済してからプロミスに過払い金請求を行なうといいでしょう。

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