クレディセゾンへの借金を返せなくなったら債務整理で解決

クレディセゾンへの借金を返せなくなったら債務整理で解決

セゾンカードを持っている人や、2006年以前にUCカードと契約した人は、現在、クレディセゾンと取引していることと思います。クレディセゾンで借りたお金の返済に困ったら、債務整理(任意整理)を検討してみましょう。
ここでは、クレディセゾンの任意整理の方法について説明します。

クレディセゾンの支払いができなくなってしまった場合の解決方法

クレディセゾンの借金の返済に困ったときは、債務整理という方法があります。債務整理のうち任意整理では、裁判所を通さずクレディセゾンと任意で交渉し、借金の減額や支払回数の変更に応じてもらうことが可能です。交渉力のある司法書士がご依頼者様の代わりにクレディセゾンと話をしますから、スピーディーに手続きが完了します。

債務整理(任意整理)をおすすめするメリット

督促がストップします

任意整理をする際には、司法書士からクレディセゾン宛に「受任通知」という書面を送ります。受任通知を送った後は、ご依頼者様はクレディセゾンに対する返済をストップすることができます。クレディセゾンからの督促もなくなりますから、今後について落ち着いて考えることができます。

毎月の支払いが楽になります

任意整理をすれば、今よりも毎月の返済額を減らすことが可能です。借金がなくなるわけではありませんが、将来の利息を免除してもらえますので、トータルの返済額も少なくなります。利息ばかり払って終わりの見えなかった借金も、確実に元本が減るようになり、将来の見通しが明るくなります。

クレディセゾンに債務整理をした場合の効果(クレディセゾンの任意整理に対する対応)

過払い金があれば借金を減らせる

クレディセゾンは、2007年7月頃まで24~25%という利息制限法の上限を超えるグレーゾーン金利で貸付を行っていました。また、クレディセゾンは2006年に旧ユーシーカードを吸収合併していますが、旧ユーシーカードでは最高27.8%の金利が設定されていました。つまり、2007年7月以前の時期にセゾンカードまたは旧ユーシーカードと契約した人は、利息制限法を超える利息を払っており、過払い金が発生している可能性があります。
任意整理をするときに過払い金が発生しているケースでは、過払い金で残りの借金を返済することができます。過払い金を清算するだけでも、借金の残高が大幅に減ることがあります。

将来利息をカットしてもらえる

任意整理で司法書士がクレディセゾンと交渉するときには、将来利息をカットしてもらうよう申し入れます。特別な事情がある場合を除き、将来利息のカットには応じてもらえますから、任意整理後は元本のみを支払ったのでよくなります。

5年以内の分割払いに応じてもらえる

任意整理で残った借金については、分割返済する交渉をします。クレディセゾンでは、原則として5年(60回)以内の分割が可能になっています。任意整理後は元本のみの支払いになりますから、返済計画も立てやすく、借金完済のめどが立ちます。

クレディセゾンの債務整理をすることを迷っている方へ

ブラックリストは怖くない

債務整理のいちばんのデメリットは、ブラックリストに載ってしまうことです。ブラックリストに載るというのは、信用情報にキズがついてしまうという意味です。金融機関が融資の審査を行うときには、信用情報機関に登録されている個人の信用情報を必ず確認しますから、債務整理の情報が登録されていれば、融資の審査に落ちてしまうことになります。債務整理情報が登録されている期間は5~7年程度ですが、その間は新たにカードを作ったりローンを組んだりできないことになります。

しかし、そもそも債務整理を行ってからしばらくの間は、生活の立て直しを優先することが大事です。新たな借金をすればまた同じことの繰り返しになってしまいますから、新規の借入れができないことは、むしろ好都合とも考えられます。借金の返済が終わって生活の立て直しができた頃にはまた借入れは可能になりますから、一定期間ブラックリストに載ることも、大きなデメリットとは言えないでしょう。

なお、信用情報機関から債務整理の情報が削除された後も、任意整理を行ったクレディセゾンには情報が残っていますから、クレディセゾンからの借入れは難しくなります。この場合も、他社からの借入れはできますので、ご安心ください。

クレディセゾンとは?(クレディセゾンの会社概要)

西武百貨店を中心としたかつてのセゾングループのクレジット会社です。流通系カード会社の最大手として知られていましたが、2004年にみずほフィナンシャルグループと業務提携し、みずほ銀行傘下のクレジット会社であった旧ユーシーカード(現ユーシーカードとは別)を吸収合併。流通系と銀行系という業界の垣根を超えたクレジット会社の再編が話題となりました。なお、かつてはみずほ銀行が筆頭株主でしたが、2015年に自社でみずほ銀行の保有していた株の大半を買い取っています。

セゾンカードは、年会費無料や永久不滅ポイント付与などが魅力となっており、会員数は2000万人を超えています。クレジットカードのほか、カードローン、不動産担保ローン、住宅ローンのフラット35、投資用マンション購入のための資産形成ローンなどのローン商品も充実。カードローン「MONEY CARD」では、本会員の利用可能枠の範囲内で配偶者も利用できるパートナーカードも選ぶことができるので、専業主婦も利用可能になっています。

商号:株式会社 クレディセゾン
本社所在地:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
設立:1951年5月1日
資本金:759億29百万円
登録番号:関東財務局長(11)第00085号
(クレディセゾンホームページより)

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

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