エポスへの借金を返せなくなったら債務整理で解決

丸井のエポスカードを持っている方の中には、エポスカードでキャッシングをし、返済中という方もいらっしゃると思います。エポスカードでキャッシングしたお金が返済できなくなりどうしようもなくなったときには、そのままにしておかず、債務整理を考えましょう。ここでは、エポスで債務整理（任意整理）を行う方法について説明します。

エポスの支払いができなくなってしまった場合の解決方法

エポスの借金を毎月返済していたけれど、何らかの事情で支払いが困難になることもあると思います。エポスの借金を支払わずにそのままにしておけば、遅延損害金が発生し、借金がもっと膨らんでしまいます。エポスの借金が返済困難になった場合には、債務整理（任意整理）を検討しましょう。

債務整理（任意整理）をおすすめするメリット

督促がストップします

司法書士が任意整理に着手する際には、エポスに対して「受任通知」を送ります。受任通知を送ることで、エポスからご依頼者様に対する督促が止まり、和解が成立するまでは返済も中断することができます。

毎月の支払いが楽になります

エポスの任意整理では、司法書士が毎月の返済額を減額できるようエポス側と交渉します。借金そのものが免除になることはありませんが、将来利息を支払う必要がなくなりますので、トータルの返済額はかなり減ることになります。任意整理後は毎月の返済額が全て元本に充当されますから、借金完済までも早くなります。

エポスに債務整理をした場合の効果（エポスの任意整理に対する対応）

過払い金があれば借金を減らせる

エポスカードのキャッシング金利は、2007年頃まで利息制限法の上限を超える27％という金利になっていました。そのため、それ以前からエポスカードを持っていてキャッシング機能を利用したことがある人であれば、過払い金が発生している可能性があります。
エポスの任意整理では、まず、取引履歴の開示請求をし、過払い金の有無を確認します。過払い金があればそれで残りの借金を返済しますから、借入残高が大きく減るケースがあります。

将来利息をカットしてもらえる

エポスの任意整理では、残りの借金について、将来の利息を免除してもらえるようエポスと交渉します。交渉に慣れた司法書士がエポス側と話をしますので、特別な事情がない限り、利息の免除には応じてもらうことができます。

5年以内の分割払いに応じてもらえる

エポスでは、残りの借金について、原則5年（60回）以内の分割払いに応じてもらえます。場合によっては、さらに支払期間を延ばすことも可能ですから、毎月無理のない額での返済ができます。

エポスの債務整理をすることを迷っている方へ

ブラックリストは怖くない

エポスの債務整理（任意整理）を検討しているけれど、ブラックリストに載ってしまうのが心配という方も多いでしょう。エポスの債務整理をすれば、一時的にブラックリストに載ることになり、その期間は新たにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることができません。

しかし、エポスの債務整理でブラックとなる期間は5～7年ほどで、その期間を過ぎればまた新規の借入れも普通にできるようになります。特に、任意整理で借金の返済をしている間は、他社から借金ができる状態だと、生活の立て直しができないことがあります。言いかえると、ブラックリストに載っているおかげで、その期間は借金の返済と生活の立て直しに集中できることになります。

債務整理をしなくても、エポスの返済を3ヶ月以上延滞してしまえば、ブラックリストに載ってしまいます。早く任意整理にとりかかった方が早くブラックリストから外れることもできますから、結局はメリットになります。

なお、エポスで債務整理をした後、ブラックリストから外れた場合でも、再びエポスカードを申し込めば、審査で断られる可能性があります。この場合にも、他社のカードを作ることはできますので、それほど大きなデメリットにはなりません。

エポスとは？（エポスの会社概要）

エポスは、首都圏を中心にショッピングビルなどの商業施設を展開する「丸井（OIOI）
」のグループ企業です。エポスは、元々は2004年10月1日、丸井のグループカードや金融事業のさらなる発展のために、「株式会社マルイカード」として設立された会社です。2005年4月には丸井の運転免許プラン、保険などのサービス商品販売業務を譲り受け、2006年3月には会社名を「株式会社エポスカード」に変更し、エポスカードの発行を開始しました。さらに、2007年10月には丸井の持株会社化に伴ってカードショッピング、キャッシング事業を引き継ぎました。
エポスでは国際ブランドVISAのスペシャルライセンシーを取得しており、2006年から「エポスカードVISA」を発行しています。「エポスカードVISA」は年会費永年無料となっており、丸井のポイントカードとしても使える点が人気になっています。「エポスカードVISA」は、発行料500円を払うことにより、74種類のデザインの中から好きなデザインカードを選べる点も魅力となっています。

商号：株式会社エポスカード
所在地：東京都中野区中野4丁目3番2号
設立：2004年10月1日
資本金：1億円
登録番号： 貸金業者登録番号 関東財務局長（4）第01386号
（エポスホームページより）

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士：クレジットカードは過払い金の対象？返還請求の注意点と業者一覧