ニコスへの借金を返せなくなったら債務整理で解決

ニコスへの借金を返せなくなったら債務整理で解決

クレジット会社の三菱UFJニコスでは、NICOSカード、DCカード、UFJカード、MUFGカードなどを発行しています。ニコスのカードではキャッシングもできますから、ニコスのカードを使ってキャッシングをし、返済が困難になっている方もいらっしゃると思います。ここでは、ニコスの借金の返済で困っている方に向けて、債務整理で解決する方法を説明します。

ニコスの支払いができなくなってしまった場合の解決方法

ニコスで借りたお金の返済が厳しくなった場合には、債務整理を考えてみましょう。債務整理の中でも、任意整理は裁判所を通さずできるので、スピーディーに手続きが完了し、借金の悩みから解放されます。任意整理ではニコスとの交渉が必要になりますから、交渉力のある司法書士に依頼するのがベストです。

債務整理(任意整理)をおすすめするメリット

督促がストップします

任意整理のご依頼を受けた場合には、手続き開始時にニコスに対して「受任通知」を送ります。「受任通知」を送った後は、ニコスからご依頼者様に直接督促が行われることはありません。返済もストップできますから、安心して任意整理の手続きを進めることができます。

毎月の支払いが楽になります

任意整理では、司法書士がニコスと交渉し、借金の返済方法を変更する和解を成立させます。それまでの返済額では負担になっている場合、毎月の返済額を減額することができます。また、借金の分割払いでは利息が大きな負担になりますが、任意整理ではニコスに将来の利息を免除してもらうよう申し入れしますから、利息の負担からも逃れられます。このように、任意整理を行うことにより、借金の悩みから解放されることになります。

ニコスに債務整理をした場合の効果(ニコスの任意整理に対する対応)

過払い金があれば借金を減らせる

ニコスカードやDCカードのキャッシング金利は、かつては利息制限法の上限を超える26%~29%程度になっていたため、ニコスでも過払い金が発生するケースがあります。ニコスでは2007年に金利を上限18%に引き下げていますから、これ以前からニコスと取引している方は、過払い金が出ている可能性があります。

任意整理の過程では、これまでの取引で過払い金が生じていれば、まず過払い金で残りの借金を返済して借金の残高を減らします。任意整理の手続きをとるだけで借金が大きく減ることがありますから、過払い金がある方は、そのまま返済を続けるよりも任意整理した方がはるかにメリットになります。

将来利息をカットしてもらえる

キャッシングでお金を借りた場合には、毎月一定額を返済していくことになりますから、毎月の返済額のうち利息の占める割合が大きく、元本がなかなか減らないことがあります。ニコスの任意整理を行う際には、残った借金について利息をカットし、元本のみを分割返済する形で和解します。これにより、利息の負担から逃れられ、早くに借金を完済できることになります。

分割払いに応じてもらえる

ニコスの任意整理では、最終的に残った借金について、毎月無理のない額で分割返済を行う形でニコスと契約をし直します。ニコスでは原則5年(60回)以内での分割返済の和解に応じてもらえますから、返済計画も立てやすくなっています。支払総額が大きくなる場合には5年を超える期間での分割返済にも対応してもらえる可能性があります。

返済を滞納していた場合は?

ニコスでは借金を既に滞納してしまっている場合でも、任意整理による和解に応じてもらえます。お困りの方はご相談ください。

ニコスの債務整理をすることを迷っている方へ

ブラックリストは怖くない

ニコスで債務整理をすれば、信用情報機関に記録が残りますから、ブラックリストに載ってしまうことになります。貸金業者は信用情報機関の情報を共有していますから、ブラックリストに載っている間は、どこの業者からも新規の借入れが難しくなります。

けれど、ブラックリストの情報は5~7年で削除されますから、それ以降は問題なく借入れができます。ブラックリストに載っている間は生活の立て直し期間と前向きに考えましょう。

なお、ブラックリストから外れた後も、任意整理を行ったニコスには情報が残っていますから、ニコスからの新規借入れは継続して困難になります。同じ三菱UFJフィナンシャルグループの三菱東京UFJ銀行やアコムからの借入れにも影響が出る可能性があります。この場合にも、他社からの借入れには影響はありませんから、大きなデメリットにはなりません。

ニコスとは?(ニコスの会社概要)

ニコスは、1951年に日本信用販売株式会社として設立された会社です。後に日本信販株式会社に商号変更され、信販最大手となっていました。2005年にUFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)の子会社となり、UFJカード、協同クレジットサービス、ディーシーカードとも合併。2007年に商号を現在の三菱UFJニコス株式会社に変更しました。なお、ニコスは個別割賦事業を2008年ジャックスに事業譲渡しており、現在は銀行系クレジット会社という位置づけになっています。

商号:三菱UFJニコス株式会社
本社所在地:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX
設立:1951年6月7日(旧日本信販)
資本金:1,093億12百万円
登録番号: 関東財務局長(11)第00115号
(三菱UFJニコスホームページより)

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