クレディセゾン (セゾンカード) の債務整理、過払い金返還請求対応は?

クレディセゾン (セゾンカード) の債務整理、過払い金返還請求対応は?

クレディセゾン(セゾンカード)とは

株式会社クレディセゾンは、永久不滅ポイントで有名なセゾンカードやセゾンインターナショナルカード、UCカードで有名なクレジットカードを発行している独立系の信販会社(クレジットカード会社)です。セゾングループとして西武百貨店や西友などとの資本関係を持っていた過去があります。当初は西武百貨店のハウスカードを取り扱っており、そこからナショナルカードへと拡大し、VISAカードやマスターカードと提携する日本有数の信販会社(クレジットカード会社)です。

カード会員数は2,500万人を超え、利用者数が多いために、債務整理の対応にも非常に慣れています。また、クレジットカードのショッピング枠利用は借金ではなく立替金という扱いであるため利息制限法の対象ではなく、過払い金が発生することはないのですが、セゾンカードの場合はキャッシング枠が付随したクレジットカードを多く発行しているために、こちらでの過払い金が発生しています。

クレディセゾンは2007年(平成19年)7月に金利改定を行っており、改定前の金利は24~25%でしたので、発生する過払い金も高額になることが予想されます。

クレディセゾンでの債務整理は?

クレディセゾンで債務整理を行うと、どのような対応でどの程度借金を減額することができるのでしょうか。債務整理には「任意整理」「自己破産」「個人再生」とありますので、それぞれについて見ていきましょう。

(1)任意整理
任意整理とは、裁判所を通さずにクレディセゾンと直接、借金返済の交渉をする方法です。借金そのものを減額するような交渉ではなく、発生している利息金や遅延損害金の免除、任意整理後に発生する将来利息のカット、さらに3年程度の長期分割払いといった内容になります。
強制力のない任意の交渉ですので、これに応じてくれるかどうかは貸金業者や債務者の状況によってケースバイケースですが、クレディセゾンの場合はこれらの条件を承諾してくれるケースが多く、長期分割も借金が高額であれば60~100回(5~7年)程度の条件に応じてくれることもあります。さらには、借金を滞納していても任意整理に応じてくれるなど、かなり柔軟な対応をしてくれるようです。

(2)自己破産
裁判所に申立人(債務者)の個人情報を記載した「破産申立書」などの書類を提出して、これが認められればすべての借金の返済を免除してもらえる手続きです。裁判所が強制的に行使するため、どの貸金業者と取引をしていても関係なく、裁判所に認められさえすれば借金返済をする必要がありません。
ただし、自己破産をする場合には20万円以上の資産を処分するなどの条件があります。

(3)個人再生
裁判所に具体的な返済計画となる「再生計画」を提出して、これが認められれば借金総額の5分の1程度を36回払い(3年)の長期分割で返済していくことができる手続きです。任意整理とは違い借金そのものを減額できるかわりに、継続的に返済ができるような安定した収入があることが条件となります。こちらも自己破産同様に強制的に行うため、貸金業者とのやり取りはほとんど発生しません。

クレディセゾンの対応は良心的! 過払い金請求への対応は?

クレディセゾンの過払い金返還請求への対応は、良心的で誠実な対応として有名です。ほとんどのケースでは、短期間で満足のいく和解となるようです。

最近は債務整理をする場合は過払い金の有無についても同時に調査することになっているのですが、前述のように2007年(平成19年)7月に金利を24~25%から18%まで引き下げています。そのため、2007年(平成19年)以前に取引があった場合には過払い金が発生しているとみていいでしょう。過払い金が発生していれば借金からその分を減額できますし、借金残高よりも過払い金が多ければ借金を相殺してさらに手元にお金が残ることもあります。

過払い金返還請求を行うと、クレディセゾン側から7~8割程度の和解案を提示されることがほとんどです。このまま交渉をすれば訴訟を起こさずに満額に近い金額での和解決着も可能でしょう。訴訟を起こしても1回目の期日までに和解となるケースが多く、争点がなければ裁判が長引くということもあまり考えられません。

過払い金を回収するまでの期間はおおよそ5~6ヶ月と、ほかの貸金業者と比較しても短い期間で回収できることが多いようです。

ただし、取引履歴の開示についての対応に時間がかかることが多く、長いと1~2ヶ月かかることもあります。履歴自体も1ヶ月単位で1枚になっているため、過払い金の引き直し計算にも時間がかかるでしょう。取引が長くなるほど、過払い金返還請求の作業にも時間がかかります。

過払い金返還請求はほかの債務整理の作業と同時進行で進めることができますので、半年程度で借金を解決することも可能です。

クレディセゾンでの債務整理での注意点

クレディセゾンで債務整理をするにあたって注意すべきことはなんでしょうか。信販会社(クレジットカード会社)の場合は特に気をつけなくてはいけないポイントがあるので、以下で説明していきましょう。

債務整理後はクレディセゾンからキャッシングや融資を受けられない

債務整理を行うと、信用情報機関が管理する事故情報というものにそれが登録されますので、ほかの貸金業者にもその情報は共有されます。これはいわゆるブラックリストにあたります。任意整理では約5年、自己破産・個人再生では約10年間この記録は保持されます。

この期間が過ぎれば事故情報は削除されて、貸金業者を利用するのに影響がなくなるのですが、1つ注意しないといけないのは、債務整理の情報はクレディセゾン社内には残るということです。社内情報は基本的に削除されることはないといわれており、一度でもクレディセゾンで債務整理をした人は社内で融資不可という判断をされる可能性が高くなってしまいます。これは過払い金返還請求でも同様のことがいえます。

クレディセゾンを利用できないということは、クレディセゾンが発行しているすべてのクレジットカードが利用停止になってしまうということです。クレジットカードが使用できなくなっても困らないように、公共料金や光熱費などクレジットカード払いのものは事前に支払い方法の変更をしておきましょう。

ショッピング枠の利用残高をゼロにしておく

たとえ過払い金でキャッシング枠の利用分を相殺できたとしても、ショッピング枠での利用残高が残っている状態だと、過払い金がショッピング残高に充てられてしまいます。そうなると、やはり債務整理扱いとなって事故情報に記載されることになります。

クレディセゾンの場合には発行しているすべてのカードが対象となるので、過払い金がセゾンカードで発生していた場合にはセゾンカードとUCカードの両方のショッピング残高と相殺されます。ちなみに、UCカードは今はローソンCSカードとしても知られています。過払い金を請求する前には、クレディセゾンが発行しているすべてのクレジットカードのショッピング残高が残っていないかどうかを確認しておきましょう。

過払い金は時効あり! クレディセゾンでの債務整理はお早めに

過払い金は10年で消滅時効を迎えてしまい、過払い金返還請求を行えなくなってしまいます。クレディセゾンが金利の改定をしてからもうすぐ10年が経過してしまいます。債務整理をするのであれば、一緒に過払い金返還請求をして少しでも借金を減らしたほうがいいでしょう。もしクレディセゾンへの返済に苦しんでいるのであれば、早めに債務整理を検討してみましょう。

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士:クレジットカードは過払い金の対象?返還請求の注意点と業者一覧

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