セゾンカードの評判や特徴

セゾンカードの評判や特徴

クレジットカードを選定する上で一番気になるのは、サービス面の充実ぶりではないでしょうか?
2枚以上持ってはいけない決まりはないため、いろいろなサービスを受けたい場合は様々なクレジットカードを持つということも選択肢の一つになります。

本稿では、セゾンカードに関する説明を行っていきますので、クレジットカード選びの参考にしていただければ幸いです。

セゾンカードのクレジットカード会社名・概要

セゾンカードは、株式会社クレディセゾンが発行しているクレジットカードのことです。

今ではクレジットカード会社の大手として知られていますが、もともとが月賦百貨店としてスタートして、西武百貨店のグループに入っていたこともありました。

現在はみずほフィナンシャルグループと業務提携を行っていて、西武ともクレジットカード関連のサービス面で提携をしています。

セゾンカードの特典やサービス内容

ポイントが永久不滅で使用可能

クレジットカードには定番になっている利用につき付与されるポイントですが、セゾンカードはポイントが消滅せずに使用できる「永久不滅ポイント」を採用しています。
ポイントには使用期限を定めているクレジットカードも多く、使用を急かされてしまうこともありましたが、セゾンカードならポイント消滅の心配をする必要が無く自分の好きなタイミングで使用可能です。

ポイントの貯め方についても多岐に渡っており、公共料金やお店での買い物に加えて、ネットショップでも貯めることが可能です。
ちなみに、「永久不滅ポイント」は他のクレジットカードとは違って1ポイント=5円弱になっているので、間違えないようにしましょう。

セゾンカードのモールを経由して買い物すれば最大30倍のポイント増が

セゾンカードにはネットショッピングモールの「永久不滅.com」が存在していて、そこを経由して買い物をすると最大で30倍のポイントを獲得できます。

永久不滅.com」には500以上のサイトと30万以上のショップが出店を行っているため、食料品から娯楽用品など様々な商品でポイントを獲得可能です。

西武グループの店舗でお得な買い物が可能

前述の通り西武グループの一員だったクレディセゾンのセゾンカードは、現在でも西武グループの運営する西友、リヴィン、サニーでサービスを受けることができます。

サービス内容は毎月5日・20日に西友、リヴィン、サニーでセゾンカードを利用すると食料品・衣料品・家電用品が5%OFFになるというもので、店舗が近くあるととても便利です。

また、毎月5日・20日に加えて特別開催日も設けられていて、日程に関してはセゾンカードのホームページに掲載されています。

年会費無料に加えて、最短即日発行のフットワークの軽さ

セゾンカードは年会費無料のため、割引サービス目的でカードを作成することができます。

日本では定番になっているJCB・VISA・Matercard に加えて、AMERICAN EXPRESSのブランドにも対応していて、海外でさらなるサービスを受けることが可能なこともストロングポイントです。

加えて、セゾンカードは審査通過後最短即日で発行されるというフットワークの軽さもメリットになります。
他のクレジットカードの場合、審査に通過しても数週間掛かることがありますので、すぐにクレジットカードを利用したいと考えている人は、セゾンカードが有力な選択肢になるといえるでしょう。

セゾンカードに対して過払い金請求は可能?

セゾンはグレーゾーン金利を適用していため、その時期に借りていた場合は過払い金発生の可能性が高い

クレジットカードで発生した過払い金は、キャッシング枠に限り請求することができます。
セゾンカードのキャッシング枠はかつて法定金利を超える「グレーゾーン金利」が適用され、それを利益の一つとしてきました。

しかし、2007年~08年以降は法定金利を遵守しなければならなくなったため、現在はセゾンカードも法定金利を守っています。

過払い金は「グレーゾーン金利」を適用していた時期の借金に発生するので、2007年~08年にセゾンカードのキャッシング枠を利用していた人は過払い金発生の可能性が高いです。

過払い金には時効があり、期限は10年

過払い金には最終取引から10年という時効が存在し、過ぎてしまえば貸金業者側の「不法行為が存在した」という例外がない限り請求することができなくなります。

最終取引は基本的に借金を完済した瞬間がスタートになっていますが、「一度完済したあとに再借り入れした」・「クレジットカードの年会費を支払っていた」というケースでは取引が継続していると判断されるので、詳しいことは専門家に相談する必要があります。

完済後特に取引を行っていない場合は完済日から10年以内に請求しなければなりませんが、「グレーゾーン金利」が適用されなくなってから既に10年ほど経過している現在では、請求可能な過払い金もほとんどが時効に近くなっています。

これから過払い金を請求するという場合は、時効を考慮しながら請求を行わなければならないので、準備や交渉のサポートをしてくれる専門家に請求を依頼したり、時効をストップさせることができる過払い金請求訴訟を起こすことも有力な選択肢です。

借金返済中の過払い金請求にはデメリットが存在するので、それについてもチェック

過払い金請求に関してはリスクが存在することも留意しておかなければなりません。
厳密にいえば、「借金返済中の人が過払い金請求を行うとブラックリストに載る可能性がある」というもので、借金を完済している人は気にする必要はありません。

ブラックリストという言葉は聞いていてもイマイチ詳細な意味が分からないという人もいるかもしれません。
「ブラックリストに載る」とは信用情報機関に事故情報が載ることを指し、その情報を確認できる銀行や貸金業者からの信用が低下して、融資やローンの審査が通らない可能性が極めて高くなる状況のことです。

借金返済中の過払い金請求は任意整理という事故情報に当たるのですが、この情報は5年近く残りますので上記の弊害は5年ほど続くことになります。
ただ、5年という期間は事故情報の中では比較的軽いもののため、借金に追われている場合は過払い金請求をして借金を減らした方がいいということもあります。

クレジットカードの過払い金請求ならではの注意点も存在

クレジットカードの過払い金を請求できるのはキャッシング枠のみですが、請求の際にはショッピング枠についても注意しなければなりません。

ショッピング枠の利用残高が残っている場合は借金返済中の過払い金請求と判断されていうので、放置したまま請求すると任意整理の記録が信用情報機関に載ってしまう可能性があります。

ショッピング枠を利用していない人にはあまり関係のないことですが、利用していた人は請求前に完済しておくようにしましょう。

また、クレジットカードを請求した場合は請求先のクレジットカードは解約となります。
クレジットカードは買い物だけではなく公共料金等の月額決済で利用している人もいますが、解約された場合は当然支払いを行うこともできなくなるので要注意です。

あくまで過払い金請求を行う会社のクレジットカードのみが解約になりますので、他会社のクレジットカードを所持している場合は月額決済先を変更しておく等の対応ができます。

クレジットカードの過払い金請求についての参考サイト

弁護士法人きわみ弁護士:クレジットカードは過払い金の対象?返還請求の注意点と業者一覧

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