UCカードの評判や特徴

UCカードの評判や特徴

クレジットカードの種類は、現在非常に多くなっています。
大手のクレジットカード会社になってくると異なるブランドのカードを発行している可能性があるので、じっくりと選定したい場合はひとつひとつをチェックしていきましょう。

本稿では、UCカードにおける説明を行っていきます。

UCカードのクレジットカード会社名・概要

UCカードは、株式会社クレディセゾンとUCカードグループが発行しているクレジットカードです。
もともとは1969年にユニオンクレジット株式会社(ユーシーカード株式会社)が発行を開始して、人気を集めていきました。

2006年になるとユーシーカード株式会社クレディセゾンに吸収合併されることになり、UCカードのブランドに関してはクレディセゾンが継承するようになったものの、UCカードグループの発行しているクレジットカードは変わらずグループが個別に発行しています。

このため同じUCカードでも勝手が違い、セゾンと一部カード会社の発行しているUCカードは永久不滅ポイント(UC永久不滅ポイント)、その他はUCポイントや独自ポイントを採用しているという差異があるのです。

UCカードの特典やサービス内容

永久不滅ポイントのため、ポイントが消える心配がない

UCカード(一般カード)を始めとして、セゾンの発行しているUCカードには「永久不滅ポイント」が採用されています。
このポイントはその名の通り永久不滅であり、ポイントの消滅期限が存在しません。

つまり、ある程度の期限までの使用を考える必要がありませんので、自分のペースでポイントを使用したい人にうってつけです。
ポイントレートは1000円=1ポイント(5円相当)となっていますが、ポイントは一カ月合算の利用額に応じて付与されるので、1000円以下の買い物でも全く無駄になることはありません。

ポイント倍増サービスとしてはネットショッピングモールである「永久不滅.com(ドットコム)」の利用であり、なんと最大で30倍まで獲得ポイントを増やすことができます。
経由先にはAmazonや楽天市場という様々な商品が販売されているネットショップがあるので、いろいろなジャンルの商品をポイント倍増で購入することが可能です。

ネットでの買い物が中心になっている人に最も合致するクレジットカードであり、年間かなりのポイントを獲得することができるでしょう。

なお、セゾンセゾンカードにも「永久不滅ポイント」(セゾン永久不滅ポイント)を採用していますが、UCカードとポイントの合算をすることはできないので注意しておく必要があります。
加えて、UCカードグループの発行しているUCカードは「永久不滅ポイント」の対象ではないものもあるので、それについても事前に確認が求められます。

UCカード ゴールドならワンランク上のサービスを堪能できる

UCカード ゴールドは、一般カードが年会費1250円であるのに対して1万円と高額ですが、その分素晴らしいサービスが提供されます。

まずゴールド会員ならではと言える「UC海外・国内旅行傷害保険」は、最大5000万円の保証が約束されますので、安心して旅行を楽しみたい人には心強い味方になります。
加えて、空港ラウンジを無料で使用できる等サポートに関しても充実しているので、特に海外旅行が趣味のにとっては持っておきたいカードになるでしょう。

それ以外では、エステやフィットネスの優待を受けることができる「UCカード Club Off」やレストラン・ホテルの優待がある「特別ご優待プラン」等があり、至る所でサービスを受けることができます。

また、このカードは家族カードを無料で発行することができるので、1万円だけで複数人が会員になれる点も見逃せません。
家族カードの人数制限に関しては特に記載されていませんから、事前に制限があるのかを聞いてみるといいでしょう。

学生の場合は年会費が無料!UCカードセレクト

UCカードセレクトは、年会費1750円で「UC海外・国内保険サービス」が付帯されているクレジットカードです。

このカードの魅力は学生に対するサポートにあり、大学生、短大生、専門学校生である場合在学中の年会費が無料になります。
その他支払いのサポートもありますので、初めてクレジットカードを発行する学生にとって心強い存在になってくれるでしょう。

いろいろなカードがあることもUCカードの魅力

UCカードは前述の通り、セゾンだけでなくUCカードグループも発行しています。
そのため勝手が違う部分こそありますが、それぞれ違いがある種類が存在するため、自由度の高い中から選ぶことができるのです。

中には地域密着型のクレジットカードもあるので、自分の住んでいる地域にUCカードグループがある場合は、ラインナップをチェックしてみるといいかもしれません。

UCカードに対して過払い金請求は可能

過払い金発生の可能性があるが、確認が必要

クレジットカードで発生した過払い金は、キャッシング枠に限り請求することができます。

過払い金が発生する条件は、法定金利を超える「グレーゾーン金利」を適用していた場合です。
UCカードには過払い金発生の可能性があるため、「グレーゾーン金利」が撤廃される前にキャッシング枠を利用していた人は確認する必要があります。

過払い金が発生しているかを確認したい場合は、カード会社への取引履歴の開示請求が必要です。
UCカードの場合はややこしい点が多いので、分かりづらい場合はこの段階で専門家に相談するといいでしょう。

時効に関しても請求の上で注意しなければならない

過払い金請求の際は、時効についても考慮する必要があります。
過払い金の時効は最終取引から10年のため(借金完済時が最終取引のタイミング。ただし一度完済した後に再借入れをしている場合は、取引継続とされる可能性がある)、それ以降は基本的には過払い金を請求することができません。

「グレーゾーン金利」は法律によって少なくとも2008年以降はどこの貸金業者も撤廃しています。そのため、どの貸金業者相手であっても過払い金が発生するのはそれ以前の借金であり、2017年現在は多くが時効を過ぎたかスレスレになっているのです。

専門家への依頼は時効が近づいている現状でスピード解決を図るという意味でも有力な選択肢であり、交渉や訴訟にも対応してくれるので安心して請求することができます。

借金返済中の過払い金請求にはリスクが存在

借金を完済している人は全く問題ありませんが、借金返済中の過払い金請求を決断する場合はリスクがあるためよく考えなければなりません。
借金返済中に過払い金請求を行うと、法律上は任意整理と判断されます。

この任意整理は信用情報機関に記録が5年ほど載ってしまう事故情報に当たり、金融機関からの信用を失い利用することができなくなってしまいます(ブラックリスト)。
ブラックになりたくないなら借金を完済している状態で請求する必要があるので、請求前にしっかり返しておきましょう。
なお、返済中の請求であっても戻ってきた過払い金で借金を完済できる場合は、ブラックになることはありませんが、一時的に事故情報が記録されてしまう可能性があるようです(すぐに削除される)。

また、過払い金請求を行ったカード会社のクレジットカードは解約になります。
UCカードの過払い金をセゾンに請求した場合、セゾンカードに関しても解約になってしまうので注意しましょう。

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